弥生の青色申告オンラインで使い方がわからなかったことまとめ

10万円以上の機器を購入した場合は、固定資産の取引を入力し、
［固定資産の登録］も必要です。

パソコンやコピー機、測定器などの機器の場合は「工具器具備品」科目を使用します。
また、製造機器や建設機械などの大型機器の場合は「機械装置」科目を使用します。

下記に仕訳例

●10万円以上の機器を購入した時の仕訳
(仕訳は［かんたん取引入力］からの入力例)
［タブ］　　　 ：支出
［取引日］　　 ：購入日
［科目］　　　 ：固定資産科目　（工具器具備品または機械装置など）
［取引手段］　 ：普通預金（銀行名）※
［摘要］　　　 ：任意で入力します
［金額］　　　 ：*円
※プライベート用口座から支払った場合は、「普通預金（個人用）」など、
　支払方法によって科目を選択します。

決算が赤字かどうかは、メインメニューの［確定申告］をStep1から順番に進めていただき、
「Step２ 青色申告決算書の作成」の「７．最終確認」画面で確認することができます。
■参考URL
「［青色申告決算書の作成］で入力する項目」
https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=27667&grade_id=Blue

「確定申告　製品操作ガイド」
https://www.yayoi-kk.co.jp/users/beginner/aoiro_ol/d_file/operating_manual_ol.pdf

事業が赤字だった場合は、［レポート・帳簿］の［残高推移表］
「損益計算書」タブを確認し、各月の売り上げや経費の金額が正しいか確認を行います。
売上の入力漏れがないか、経費が二重に入っているかなど［残高推移表］を
使って確認を行います。
「［レポート・帳簿］メニューの基本的な使い方」
https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=27080&grade_id=Blue

「過去の売掛金を削除し忘れていた」とは、売掛金の特定の補助科目の残高が
過去に回収したはずの金額分多くなっている状態である場合
入力例
　借方：売掛金（指定なし）　****円　／貸方：売掛金（減らしたい補助科目）　****円　
　※（）は補助科目です
　※借方金額・貸方金額ともに、売掛金の「指定なし」に入っているマイナスの金額を、
　　プラスの金額に置き換えて入力

借方　｜　貸方
普通預金(指定なし)　普通預金(指定したい銀行)

事業主借の勘定科目は、元入金に組み入れられ、翌年に繰越はされません。
また「事業主借」ではなく、「事業主貸」の入力が正しい内容となります。

「元入金」は、期首残高の貸借金額が一致するように自動計算を
行う勘定科目となります。

事業用の普通預金に、個人用現金を100万円入金する場合は
以下の仕訳を入力します。

●事業用の普通預金に、個人用現金を100万円入金する仕訳 
（仕訳は［かんたん取引入力］からの入力例です） 

［タブ］　　　 ：振替 
［取引日］　　 ：発生日 
［振替元］　　 ：現金(個人用) 
［振替先］　　 ：普通預金（事業用口座名 ） 
［摘要］　　　 ：任意で入力します 
［金額］　　　 ：100万円 

クレジットカードが引き落としされた日で以下の仕訳を入力します。

●クレジットカードの精算仕訳
（仕訳は［仕訳の入力］からの入力例です）

取引日：クレジットカードの引き落とし日
借方：クレジットカード(カード名）　　　　　*２円　/貸方：普通預金（引落口座名）　　　　　*２円

*２　口座からカードの残高を引き落とされた金額

事業が赤字か黒字か確認する場合、［レポート･帳簿］の
「残高試算表」の「損益計算書」の「青色申告特別控除前の所得金額」で
確認が可能です。
◎ご参考FAQ
「残高試算表/残高推移表の使い方」
https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=27082&grade_id=Blue

『やよいの青色申告 オンライン』では赤字の繰り越しは、
確定申告Step3［確定申告書の作成］にて入力を行います。

入力方法は、以下のFAQにて図解入りで解説しておりますので、ご参照ください。

「本年分や前年以前の赤字（損失）を翌年以後に繰り越す場合」
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=27301&grade_id=Blue

◎ご参考URL
「青色申告なら繰越損失を計上できる！条件や申告方法などを解説」
https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/oyakudachi/kurikoshisonshitsu/#top

恐れ入りますが、2024年度にパソコンを購入されたと
仮定してご案内いたします。

以下の手順で［固定資産の登録］画面より登録いただきますと、
固定資産を購入した時の仕訳も、自動で作成されます。

●固定資産の登録を行う手順
１．メインメニューの［高度なメニュー］から、［固定資産の登録］をクリックします。
２．登録する年度を選択し、［新規登録］ボタンをクリックします。
３．［資産の種類］は［固定資産］を選択し、［次へ］ボタンをクリックします。
４．［基本情報］画面で、赤い＊マークの付いている項目を入力し
　　［次へ］をクリックします。
　　（入力例）
　　［科目］：工具器具備品
　　［資産の名称］：分かりやすい名称
　　［取得方法］：「当年度に新しく購入した」を選択
　　［取得日］：購入日
　　［取引手段］：現金など、支払手段
　　［取得価額］：取得金額

５．［償却方法］画面で、ご希望の償却方法を選択し［次へ］をクリックします。
６．［償却情報］画面で、赤い＊マークの付いている項目を入力します。
　　［耐用年数］は、何年で償却するかの年数を入力します。※１
　　　　　　　　入力すると、[普通償却費]が自動で入力されます。
　　［事業割合］は、何％分を事業用として使用しているかの割合を入力します。
　　　　　　　　事業専用でお使いの場合は、「100」％と入力します。
　　入力が終わりましたら、［次へ］をクリックします。
７．［最終確認］画面で、入力内容に問題がないか確認します。
　　問題なければ、［登録］ボタンで登録します。
８．［元の画面に戻る］を、クリックします。

※１：
登録した固定資産は、法令で物品ごとに決められた耐用年数に基づき、
その年の使用月数分を、決算時に「減価償却費」として費用計上します。
償却方法や耐用年数につきましては弊社にて、判断を行うことができませんので
判断に迷われる場合は、国税庁のHPや所轄の税務署へ、ご確認をお願いします。

◎ご参考FAQ（やよいの青色申告オンライン）
「固定資産の新規登録」
https://support.yayoi-kk.co.jp/subcontents.html?page_id=27129&grade_id=Blue

自宅兼事務所の場合に引越し費用の事業割合分の金額を
経費として計上することが可能かを確認されたいと仮定してご案内いたします。

一般的には、自宅兼事務所の場合でも、事業のために必要な引越しであることが
明確であれば、事業割合に応じた引越し費用を経費として計上できるとされています。

以下のような費用が、事業利用分に応じて経費計上の対象となります。

・引越し業者への支払い（事業利用部分に限る）
・事業用設備の移設・改装費用
・事務所に必要な通信設備の移設費用
※個人的な理由による引越し費用などは経費に含めることができません。

事業割合は以下の基準で算出するのが一般的です。

・床面積按分：事業で使用している部屋の面積 ÷ 自宅全体の面積
・時間按分：1日のうち事業に使用する時間 ÷ 1日全体の時間
・事業割合に基づいた計算結果をもとに、経費計上を行ってください。

また、固定資産税とは、土地・建物・償却資産などの固定資産を所有している方に
対して課される地方税です。
毎年1月1日時点で固定資産を所有している場合、その固定資産の所在地を管轄する
市区町村に納める必要があります。
今回の引越し費用は、固定資産税に該当しません。
適切な勘定科目については、トータルプランにご変更いただき再度お問い合わせ
いただくか、税務署にご確認をお願いいたします。

賃借物件は賃借物件の種類を入力します。
経費計上する内容が「自宅兼事務所」であれば、「自宅兼事務所」で問題ございません。

◎ご参考FAQ
「地代家賃の内訳の入力方法 」
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=27260

「確定申告製品操作ガイド」
https://www.yayoi-kk.co.jp/users/beginner/aoiro_ol/d_file/operating_manual_ol.pdf

以下の条件と仮定してご案内いたします。
・当該収益は、2025年1月に発生したもので、実際に入金された日付も2025年1月である
・221,646円がそのまま銀行に入金されている

2025年1月に発生し入金されたフリーランスの収益は
通常の売上として計上しますので、ご記載の計上方法で問題ございません。

なお、源泉徴収がされている場合は、「受取報酬の源泉徴収税」を計上することで
確定申告の「令和6年分確定申告書（2/9）」の「源泉徴収税額の確認」に
自動で反映される仕組みでございます。

寄付金を「都道府県、市区町村への寄付（特例控除対象）」欄に
入力する操作方法についてご確認ですね。

住民税・事業税に関する事項の「都道府県、市区町村への寄付（特例控除対象）」欄に
入力するための操作方法をご案内いたします。

■操作手順
１．［確定申告］メニュー「Step3 確定申告書の作成」の［開始］をクリックします。
２．画面上部の「７．住民税・事業税」（丸いアイコン）をクリックします。
３．「住民税の寄附金税額控除を受けますか？」に「はい」と選択します。
４．「① 都道府県・市区町村分（特例控除対象）」に「81,500円」と入力します。

回答>
科目の残高がマイナスになっているアラートが表示されたご状況ですね。

メッセージが出る原因といたしましては、ログイン時に［レポート･帳簿］の
［貸借対照表］で、資産と負債の科目の期末残高がマイナスになっている場合に、表示されます。

通常、資産と負債の科目の期間残高はマイナスにならない科目のため、
マイナスがあると、アラートが表示される仕様です。
なお、誠に申し訳ございませんが、現在の段階で、何かアラートが表示される可能性のある項目があるかは弊社で確認をすることができません。

現段階で、マイナスが発生しているかの確認は、以下の手順で可能です。
お手数ですが、お客さまにてご確認をお願いいたします。

●マイナス科目の確認手順
１．［メインメニュー］の［レポート･帳簿］を、クリックします。
２．［残高試算表］をクリックします。
３．左上の日付マークが出ている部分からプルダウンで「年指定」を選択します。
４．［貸借対照表］の「期間残高」で資産と負債科目の残高が、
　　マイナスになっている科目があるか確認をします。
５.マイナス科目がある場合、［レポート･帳簿］の［残高推移表］で、
　　いつからマイナスなのかを確認します。
６.マイナス科目の修正を行います。

マイナス科目がある場合、『やよいの青色申告 オンライン』で以下のような入力間違いが考えられます。
・「期首残高」の設定が漏れている、または間違っている
・入力した取引の「金額」が間違っている
・入力した取引の「科目」が間違っている
・取引の入力が漏れている

弊社Webページの「よくある質問（FAQ）」にも確認手順を記載しております。
以下のURLからご確認ください。

「残高が合わない/マイナスになっている」 
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=27346&grade_id=Blue

「今月の入力内容に間違いがないか確認したい」
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=27960

恐れ入りますが、「所得（儲け）」210,000円が「収入金額」に入力されております。

次のようにご入力をお願いいたします。

「収入金額」650,000円
「必要経費」440,000円
「暗号資産の収入がある」にチェック

結果、210,000円が「所得（儲け）」として申告されます。

2025年の1～３月まで　自宅兼事務所として按分（事務所50%）し、４月から 
事務所のみとする家事按分を行う方法についてのご質問ですね。
『やよいの青色申告 オンライン』では、家事按分を行う方法は２通りございます。
1.［かんたん取引入力］や［仕訳の入力］で、事務所分と自宅分を合わせた
　　全額で計上し、［確定申告］メニューで事業割合を入力する。
「家事按分の入力方法」
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=27215&grade_id=Blue

2．按分後の金額を［かんたん取引入力］や［仕訳の入力］で計上しておき、
　［確定申告］メニューで、事業割合を100％で登録する。

今回ですと、期の途中から按分割合が変わるため、２．の方法で、各取引で按分後の金額を手計算して、
［かんたん取引入力］や［仕訳の入力］で計上する方法となります。
こちらの場合、期中の入力で按分は完了しているので、　［確定申告］メニューでは
事業割合を100％で登録する、ということになります。