「割安株」に騙されていた…。勝ち続ける人は“今の優位性”しか見ていない理由とは?
「この会社は将来伸びる」
「今は割安だから、いずれ上がるはずだ」
そんなふうに自分なりの“理由”をつけて株を買っていた私は、長らくトレードで勝てませんでした。
でもある日、cis(しす)さんの著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』を読み、その考え方に衝撃を受けました。
この記事では、その本を読んで変わった「投資への向き合い方」と、実際にやってみた“あること”によって、トレードが劇的に変わった話をまとめます。
- 長期保有してもなかなか結果が出ない人
- 「割安株なのに全然上がらない…」と悩んでいる人
- 勝っているトレーダーの思考法を知りたい人
「将来性」「割安」と思い込んでいた自分
私はもともと、“企業の中身”を見て投資するタイプでした。
cisさんの言葉に撃ち抜かれた
そんな中、読んだのがcisさんの『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』。
その中で、特に印象に残ったのがこの一節です:
割安とか将来性とか、自分が勝手に思い込んでいるだけ。
勝ってる人ほど、短期の値動きやチャート、“今ある優位性”を見ている。
──これを読んだとき、ハッとしました。
「自分は“自分の都合のいいストーリー”に投資してたんじゃないか?」と。
自分が期待しているだけで、市場はその通りに動かない。
そんな当たり前のことを、私はずっと無視していたのです。
- この会社は将来性がある
- 割安水準だから上がるはず
- PERが低いし、業績も悪くない
そんなふうに「ファンダメンタルズに賭ける」長期保有が基本スタイルでした。
しかし、いざ買ってみるとほとんどの株が思ったように上がらず、むしろ値を下げることも少なくありませんでした。
「今ある優位性」に賭ける短期トレードへ転向
本を読んだあとの私は、思い切ってトレードスタイルを転換しました。
- 割安株の長期保有 → トレンドが出ている株の短期売買
- 決算資料やPERチェック → チャートと出来高だけを見る
- 「いつか上がる」期待 → 「今、上がっている」現実
cisさんが言っていた「“今”の強さを見る」という視点を取り入れることにしました。
学びを活かすためのマイルール
この本を読んでから、自分なりにルールを作るようにもなりました。
- 上昇トレンドの銘柄しか触らない
- 値動きが鈍い・出来高が少ない銘柄は避ける
- ニュース・指数組み入れ・テーマ株など「買われる理由」が明確なものに限定
- ファンダに期待せず、「今、買ってる人がいるか?」だけを見る
このシンプルなルールで、これまでの“勝手な期待”から抜け出すことができました
まとめ:「物語」ではなく「値動き」を見ること
『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』は、単なる成功者の自慢話ではなく、**勝ち続ける人の“考え方の基礎”**が詰まった一冊でした。
- 将来性ではなく、“今”の強さに注目する
- 自分の思い込みではなく、実際の値動きを信じる
- 感情を排除し、勝てるパターンを淡々と繰り返す
この本を読んでから、私はやっと“株で勝つ”という感覚がわかり始めた気がします。
こんな人におすすめしたい
- 長期保有してもなかなか結果が出ない人
- 「割安株なのに全然上がらない…」と悩んでいる人
- 勝っているトレーダーの思考法を知りたい人
自分の投資スタイルに違和感がある方は、ぜひ読んでみてください。
きっと、トレードの「見方」が変わります。