CYBERDYNE(サイバーダイン)企業分析レポート

将来的に購入を検討している企業CYBERDYNE(サイバーダイン)企業分析レポート

近年注目されているロボット・AI分野で、日本の医療・介護ロボット企業「CYBERDYNE(サイバーダイン)」の株式について、株初心者でもわかりやすく解説します。

基本情報
企業名:CYBERDYNE株式会社
証券コード:7779
市場:東証グロース
業種:精密機器
主要事業:装着型ロボットスーツ「HAL」など、医療・介護支援用ロボットの開発・販売

基本情報

  • 企業名:CYBERDYNE株式会社
  • 証券コード:7779
  • 市場:東証グロース
  • 業種:精密機器
  • 主要事業:装着型ロボットスーツ「HAL」など、医療・介護支援用ロボットの開発・販

最新株価情報(2025年7月時点)

  • 株価:174円
  • 時価総額:約239億円
  • PER:赤字のため算出不可
  • PBR:0.59倍
  • 配当利回り:なし(未配当)
  • 次回決算発表予定日:2025年8月中旬

過去の株価急落

2016年8月:空売りレポートによる急落

  • アメリカの空売りファンド「シトロン・リサーチ」が否定的なレポートを公開
  • 株価は一時11%超下落

2018年8月:決算による失望売り

  • 第1四半期決算で赤字継続、将来の黒字化見通しが不透明に
  • 株価は1300円台から800円台前半へと下落

2023年・2024年の業績

  • 2023年3月期:営業赤字(▲11.45億円)、最終損失(▲2.98億円)
  • 2024年3月期:営業赤字(▲20.18億円)、最終損失(▲14.76億円)

いずれの年も黒字化には至らず、赤字体質が継続しています。

黒字化の重要性

黒字化されれば、株価上昇の可能性は高いと考えられます。

  • 投資家は「利益を出せる会社」を評価する
  • PERが使えるようになり、比較されやすくなる
  • 成長期待が「現実化」する

ただし、黒字の質(一時的か継続的か)や競合・市場動向にも注意が必要です。

投資判断のポイント

  • 短期的には:テクニカル指標は弱めで中立〜やや注意が必要
  • 長期的には:高齢化社会への対応、独自技術、海外展開期待から成長余地大

まとめ

サイバーダインは社会課題に向き合う先進企業でありながら、現時点では収益化に課題があります。しかし、もし将来黒字転換すれば、株価の大きな見直しが期待できます。次回決算(2025年8月中旬)にも注目です。

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